え!親がひとりで?

こんにちは!
行政書士の木村浩康です。

今回の親の遺言のお話は、
遺言書をどのような形で遺すか、遺言書の方式に関するお話です。

親に遺言をお願いし、親が遺言を残しておく意味を理解して、
「よし!遺言を書こう!」とめでたくなりました場合、

簡便な手書きの遺言書にするか、それともお堅い公正証書遺言書にするか、
どちらの遺言書にするか、その選択する必要が生じます。

そして、公正証書遺言書を選択した場合、費用がたくさんかかり、
手間暇もかかるため、とりあえず手書きで遺言をするケースがございます。

確かに、手書きで遺言をする場合には、公正証書遺言ぼど費用はかからず、
いつでも、どこでも、簡単に遺言を書くことができます。

法律的な効力も、公正証書遺言書と同じであるため、
取り急ぎ親の遺言書を作成する場合には、非常に有用となります。

とはいえ、手書きの遺言の場合は、
ひとりで簡単に作成できる分だけ間違いが起きやすい側面がございます。

裁判所の検認手続きで親の遺言書を開封したら、
法律的に不備がある、意味不明で逆にモメた、そんな遺言がよくございます。

財産の振り分けしか書いていない遺言、遺留分を完全に無視した遺言、
そして何より、子供たち全員の名前のない親の遺言は最悪です。

兄弟姉妹が全員集まって、いざ親の遺言書を開封したときに、
自分の名前を見つけられなかった人は、本当にショックを被ります。

親の手書き遺言書がトラブルになるケースのほとんどは、
親がひとりで遺言書を作成し、何処かにしまっているようなケースです。

もしかしたら、遺言書の開封と同時に相続バトルのゴングが鳴るかもしれません。
親がひとりで遺言を作成しそうな場合には、くれぐれもご注意を下さいませ。

ふくやま mirai 遺言書相談室

Follow me!