後から遺言が!

こんにちは!

相続問題カウンセラー
行政書士の木村浩康です。

さて今回は、
遺言書の保管場所に関するお話です。

いざ相続が発生した場合、相続人が真っ先にすべきことは、
故人の遺言書があるかどうかの確認となります。

故人の遺言がなければ、遺産分割協議が必要となり、
その遺産分割協議をする前提として、

1)法律上の相続人の調査・確定

故人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本をチェックして、
故人に隠し子がいないかどうか、念のため確認をします。

2)相続財産となるものの調査・探索と財産評価。

故人の家の中をくまなく調査して、相続財産となるものを探し、
そして財産について金銭評価をします。

3)家庭裁判所に対して、各種代理人の選任申立て

相続人の中に行方不明者がいれば、
不在者財産管理人の選任および遺産分割協議参加許可の申立てをします。

相続人となる人の中に利益の相反する未成年者がいれば、
その未成年者ひとりひとりのために特別代理人の選任申立てをします。

相続人の中に認知症の人、精神障がいを抱えた人がいれば、
その程度に応じて、成年後見人等の選任申立てをします。

等々が必要となって参ります。
そして、遺産分割協議は、
法定相続人、受遺者の全員参加、そして全員の賛成が必要となり、

すったもんだの遺産分割協議を行って、
相続財産の行く末を決定することになります。

遺産分割協議は、必ずしも全員が一同に会する必要はなく、
書類の持ち回りでも構いませんが、多数決による決定は無効となります。

そんな大変な遺産分割協議を終え、
やれやれと思ったところに本人の遺言が出てきたらもう大変!

これまでの苦労がすべて水の泡となり、
本人の残した遺言内容に従って財産を分けることになります。

そして、その遺言を覆すためには、
法定相続人、受遺者全員の賛成が必要となります。

ご高齢の方は、遺言書を書いても、
誰にも言わず隠していらっしゃることが多くございます。

認知症になって遺言を隠した場所を忘れてしまい、
遺言を書いたことさえ忘れているケースもよくございます。

自筆証書遺言書を作成なさる場合、その遺言が無効になったり、
相続争いの火種にならないよう、注意をすることはもちろんのこと、

その遺言をどこに保管するか、
遺言書の保管場所にくれぐれもご注意を下さいませ。

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広島県福山市神辺町川南419-1
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相続・遺言・民事法務
木村法務行政書士事務所
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