死ぬ間際で充分?

こんにちは!
行政書士の木村浩康です。

今回の親の遺言書のお話は、
親のよくある反論に関するお話です。

遺言書は、「死ぬ間際に書く」というイメージが強烈にあるため、
親はなかなか重い腰をあげようとはしません。

子供から「そろそろ遺言を」と言われようものなら、
「まだ早い」「死ぬ間際に書けば十分」と反論する親は非常に多く、

最悪の場合、「カネに困っているのか?」「人のカネをあてにするな!」
「死ねと言っているのか?」と激昂されてしまいます。

しかし、子供たちの仲が非常に悪くて、相続争いが避けられない場合、
親の遺言書の作成は、死ぬ間際では遅すぎます。

なぜなら、財産を減らされた子供が親の遺言能力を確実に疑うため、
たとえ親が公正証書遺言書を作成していても、安心ができないからです。

そもそも、生きるか死ぬか、大往生の瀬戸際におきましては、
遺言書を作成するどころの騒ぎではないのが普通です。

親が最後の気力を振り絞って、何とか遺言を手書きしたとしても、
親の遺言能力は確実に問題視されます。

死ぬ間際においては認知症になっているかもしれず、
もしそうなっていたら、遺言の作成はできませんので後の祭りとなります。

親の死ぬ間際の遺言は、無効になる危険をはらんでいますので
親から何かを聞いておく必要がある場合には、十分ご注意を下さいませ。

ふくやま mirai 遺言書相談室

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