予期せぬ相続トラブル!

こんにちは!
行政書士の木村浩康です。

今回の親の遺言のお話は、
親の遺言で自宅の競売を免れたケースのお話です。

「家はお母さんのもの!」

家族全員にそんな暗黙の了解があるため、
父親が遺言を残していないケースがございます。

しかし、ご注意を下さいませ!

兄弟姉妹の中に多額の借金を抱えている人がいる場合、
大切な家に「差押えの登記」が入るかもしれません。

貸金業者は、借金の子供に代わって(相続人に代位して)
不動産に対し法定相続分による相続登記をすることができ、

その借金の子供の相続分に対して、
続けて「差押えの登記」を入れることができるからです。

お父さんの49日が終わり、やれやれと思っていたら、

「家が差押えられている~!!」

なんてことが現実に起こりえます。
そうなってしまいましたら、目もあてられません。

しかし、父親が「家は母親に相続させる!」と
遺言書に明記していたら、話がぜんぜん違って参ります。

なぜなら、父親の「家を母親に相続させる」旨の遺言書は、
遺産分割方法を指定した遺言と評価されますので、

母親が相続登記を済ませていなくても、
家は相続のときから母親のものであったことになるからです。

兄弟姉妹の1人が、実は借金まみれで、
他の兄弟姉妹はその事実を知らないケースはよくございます。

上記のような予期せぬ相続トラブルを防止する上でも、
親の遺言書は絶大なる威力を発揮致します。

ふくやま遺言書作成相談室

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