それ、ありがた迷惑!

こんにちは!
行政書士の木村浩康です。

本年も、ついに28日!
あっという間に年末となりました、

そんな中、今回の親の遺言のお話は、

献身的に介護をしてくれたムスメのために、
取り急ぎ遺言を書いておこう!

そんなこんなのお話です。

自分の身にもしもがあれば、家族はどうなるか、
そして、財産はどうなるか、親なら誰もが不安に思います。

そして、まだ元気な今のうちに遺言を書いておこう、
相続について自分の希望を残しておこう、親がそう思うのは当然ですが、

親の遺言の書き方が悪ければ、
お世話になった子供に禍をもたらすことになるので十分注意が必要です。

たとえば、親に財産がたくさんあるなら、
その財産全部について遺言を書かなければなりません。

土地や建物をたくさん持っているのに、「自宅を長女に相続させる」と、
親が自宅だけについて遺言をしている場合、

残りの土地と建物について、長女を含む他の兄弟姉妹全員参加の
遺産分割協議をする必要が生じてしまいます。

そうなりますと、遺言を快く思わない兄弟姉妹が、
何だかんだと言いたい放題主張して、長女は大変困惑することでしょう。

また、遺言において、遺産分割方法を指定しておらず、
例えば、3分の1、2分の1など、割合による指定をしている場合も

法律上の相続人全員参加の遺産分割協議をする必要が生じるため、
話し合いが非常に難しくなって参ります。

さらに、親の遺言に書いてある財産が見当たらない場合も、
兄弟姉妹が大モメにモメる原因となります。

せっかくの親の遺言がありがた迷惑になるケースもよくございます。
くれぐれもご注意を下さいませ。

ふくやま mirai 遺言書相談室

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